山吹の自称交通プロが解説する「主要駅への行き方」まとめ

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新宿山吹高校は新宿のど真ん中に位置する割に鉄道駅からのアクセスが悪く、どの駅に行くにも徒歩10分は要します。最寄り駅は一般的に早稲田、神楽坂、江戸川橋、牛込柳町とされていますが、それだけではありません。山吹から各主要駅へ向かう徒歩アクセスを紹介していきます。

高田馬場駅

山吹生の第二の聖地。早稲田の学生を自称する山吹生にとっては特別な場所かと思います。しかし、山吹のガチ陰キャたちには駅前ロータリーの動物園は異世界に感じてしまうでしょう。

さて、馬場へのアクセスを紹介していきます。

東京メトロ東西線

早稲田駅から高田馬場駅まで1駅ですが、運賃が初乗り170円と高い上駅まで徒歩10分を要するためあまりおすすめしません。定期があれば別ですが…

都営バス

山吹付近から3系統発着しています。鶴巻町バス停から都電早稲田駅前を経由する小滝橋車庫行きの上69と飯64系統、早大正門バス停から発着する学02系統のバスが運行されています。どちらも本数は充実しているので便利です。こちらも運賃210円(学02は180円)が必要となりますが、新宿駅と山吹を結ぶ都バスが設定されているため全線定期を所持している方もいるでしょうし、障害者手帳を交付されている方は運賃がかかりませんので人によっては便利でしょう。

徒歩

ここからが本番です。ここでは複数ルートを提示していきます。

早稲田通り直進ルート

山吹を出たら並木の早大通りを直進し早稲田通りとの十字路(馬場下町交差点)に出たら右折します。あとはひたすら直進するだけ。2.5km、ゆっくり歩いて40分くらいの距離です。しかし早稲田通りは交通量が多く歩道の道幅が狭いため、大勢で歩くにはやや不向きかもしれません。また、早稲田通りは非常に人通りが多いです。人混みが苦手な人は後述するルートで迂回したほうがいいでしょう。

早大通り〜諏訪通り直進ルート

馬場下町交差点で右折せず直進し、穴八幡の左側を進みます。明治通りの交差点を超え直進してもいいのですが、その場合坂を下ってまた登る必要があるので、明治通りを右折しオリンピックの角を左折すると裏路地から高田馬場駅方面へショートカットできます。途中諏訪ノ森公園や諏訪公園といった公園があるため、公園で遊びたい人にはおすすめのルートです。

ちなみに距離は若干増え3km~3.5km程度。ゆっくり歩いて1時間弱かかります。

神田川沿いルート

今は桜が綺麗な季節ですし、神田に川沿いをぐるっと回って高田馬場駅に出るのも悪くないかもしれません。夏の神田川沿いは風が涼しく心地よいですが、残念ながら新目白通り沿い区間は川沿いの緑道がとぎれとぎれになってしまい、信号待ちも若干増えます。たまには気分を変えてお散歩したい、といった方におすすめのルートです。

距離は6km。かなりの遠回りです。

飯田橋駅

中央線、有楽町線、南北線、東西線、大江戸線の5路線が交わる都心の交通の要所。飯田橋乗り換えで通学している人も多いのではないでしょうか。東京ドームや武道館なども近く、山吹から各イベント会場に向かうには必須の駅です。

東京メトロ有楽町線/東西線

山吹の最寄り駅である江戸川橋駅と神楽坂駅からそれぞれ一駅で飯田橋駅に到着します。どちらから乗っても初乗り170円で所要時間2分と変わりませんが、山吹からは江戸川橋駅のほうが若干近く、また坂もないのでおすすめです。

ただし、飯田橋でJR線に接続する場合は東西線を利用したほうが乗り換えに時間がかかりません。

都営バス

鶴巻町バス停から飯64系統が発着しています。ちなみにこのバスは九段下行きです。本数はやや少なく時間もかかるため、定期券がない場合は地下鉄を利用したほうがいいでしょう。

徒歩

神楽坂経由

おそらく飯田橋まで徒歩で行く場合の定番ルートはこれでしょう。神楽坂駅方向へ歩き、地下鉄に乗らずそのまま直進すると神楽坂下交差点に着きます。正式には神楽坂も早稲田通りとなっています。神楽坂は飲食店も多く、とりあえず何か食べようとなったときはまず神楽坂へ行くのがオススメです。

ただし人混みがすごく午後は交通量も増えるので、避けたい方は後述するルートをオススメします。

地蔵通り商店街経由

山吹最寄りの商店街を通って飯田橋に抜けるルートです。山吹を右に出たら山吹町交差点を左折し、地蔵通り商店街に入り直進します。比較的店数も多く活気のある商店街なので歩いていて楽しいと思います。比較的道幅も広くおすすめのルートです。

そのまま直進すると丁字路へ突き当たるので、右折すると大きな五差路に出ます。左斜め前方の大久保通りに直進するとすぐに飯田橋駅です。

赤城神社経由

山吹町交差点を右折し、マティーニバーガーの角を左に入り直進すると赤城神社という大きな神社に突き当たります。右折しそのまま真っすぐ進むと大久保通りに出るので、そのまま飯田橋駅に着きます。

これが距離は1.7km、最短ルートです。

市ヶ谷駅

あまり山吹生が好き好んで使っているイメージはありませんが、少なくとも私はよく徒歩で利用します。都営新宿線接続駅のため本八幡・瑞江方面や京王線利用者の山吹生は接続駅として利用していると思います。

東京メトロ有楽町線

市ヶ谷に抜けるには最もスタンダードなルートです。運賃は170円、所要時間は江戸川橋駅から5分と最もコスパに優れています。

徒歩

牛込中央通り経由

最短ルート。山吹から神楽坂駅へ向かい、2番出口のところにある丁字路を右折し直進します。ここが牛込中央通りです。そこから15分ほど歩くと外堀通りに出ます。外堀通りは春は桜が綺麗で、中央線と桜と神田川のコントラストがとても映えるスポットです。

外堀通りを右折すればもう市ヶ谷駅です。

外苑東通り経由

外苑東通りをひたすら直進し、牛込柳町駅方面へ向かいます。進行方向左側を歩きましょう。牛込柳町交差点を過ぎると路地が4本ありますが、これらのいずれかを左折してください。市谷仲之町交差点を過ぎると遠回りになってしまいます。

路地に入りしばらく進むと同じく外堀通りに出ます。この近くは大日本印刷に関連するビルが多く建ち並んでいて、印刷の街牛込のお城といった雰囲気が出ていて個人的には非常に好きな道です。

距離は2.5km、やや牛込中央通り経由より遠回りになります。

池袋駅

楽器屋さんも多く、副都心主要三駅(渋谷新宿池袋)のなかでは最も近いので山吹生にも人気の暇潰しスポットといえます。また、東上線や池袋線の始発駅のため普段から利用している山吹生も多いかと思います。

東京メトロ有楽町線

こちらも最もスタンダードな行き方。江戸川橋から所要時間7分、運賃は170円です。

池袋線・東上線ユーザーは定期に組み込まれていて、かつ乗り換えが1回ということもあり定期券を持っている方には池袋は非常におすすめする駅です。山吹から頑張れば片道15分かからないので、授業をサボって遊びに行くならとりあえず池袋に行けば困らないでしょう。

徒歩

新目白通り経由

ひたすら新目白通りを練馬方面へ進みます。都電面影橋駅が見えてきますが、隣を流れる神田川にかかっている面影橋駅前の橋がその名の通り面影橋です。ここを渡ると右手に山吹の里の碑があります。諸説ありますが、山吹高校・山吹町の名前の由来となった場所とされています。山吹生であれば一度は行っておきたいスポットでしょう。

その先はY字路を右折しすぐ左です。(ずっと宿坂通りを直進)高田一丁目交差点で目白通りを越え、まっすぐ進むと明治通りに合流します。途中都電雑司ヶ谷駅を過ぎると鬼子母神表参道と西参道の分岐があります。左側の西参道に進みましょう。

明治通りに出たら右折し、5分ほど歩くと池袋駅です。距離は3.5km。

椿山荘経由

神田川を馬場方面へ進みます。途中駒塚橋という橋があり、その橋を右折すると小さな階段があります。この隣の敷地が椿山荘です。

階段を歩くと目白通りに突き当たるので、左折し明治通りに合流しましょう。あとは上記のルートと同じです。こちらのほうが300mほど近道ですが、所要時間は正直あまり変わりません。

新宿駅

世界一の大都市新宿。とりあえずここへ出れば何でも揃います。発着路線も豊富で、都民の交通の要衝としての役割も担っています。歌舞伎町も最近では浄化され、遊びやすくはなっているものの、近年の外国人観光客増加もあり人の量は増える一方です。

タクシー

実は新宿に出るのはこれが最短です。前述したそれぞれの駅に関しては鉄道と所要時間が大して変わらないのですが、新宿駅と山吹は距離の割に絶妙にアクセスが悪く、どう足掻いても20分は要します。外苑東通り、早大通りともタクシーの数は非常に多いのですぐ捕まると思います。新宿に急ぎの用があれば迷わずタクシーを利用しましょう。新宿までは2000円ほどです。

また、曙橋駅まで乗せてもらうというのも手です。曙橋から新宿線に乗れば2駅。曙橋駅までは1200円ほどなので、少しの節約にはなります。

都営バス

白61系統が学校の目の前のバス停から発着していますが、正直おすすめしません。外苑東通りは弁天町交差点〜市谷仲之町交差点まで1車線で、とてもよく渋滞します。特に牛込柳町〜市谷仲之町までにかけての区間は時間によっては交通流が多くかなり渋滞し、1車線でのバス停での合流は非常にノロノロとなってしまうのです。

そして、靖国通りも朝の通勤時間帯や夕方は駅に近づくにつれ混雑します。運が良ければ25分強の所要時間で済みますが、信号待ちなども含め+5分は見積もらないといけないかもしれません。しかし、定期や手帳があればタダで乗れるというのは強みでもあります。

高田馬場駅経由山手線

私がもっともおすすめするルートです。早稲田駅まで10分、高田馬場駅まで3分、乗り換え10分、新宿まで4分と多めに見積もっても27分の所要時間で済みます。運賃は310円、2社に跨るというのは痛い出費になります。東西線の定期がある方へのオススメのルートです。

都営大江戸線

牛込柳町駅から6分で新宿西口駅ですが、牛込柳丁駅まで15分は歩くうえに新宿西口が深すぎます。JRの改札に到達するまで5分はかかるためけっきょく所要時間は26分と東京メトロと大差がなくなります。新宿駅からどこかに向かうことを加味すると、あまりに新宿西口駅が深すぎるためけっきょくJRを使ったほうが早いかもしれません。

ただし、1社で完結するため運賃が安いという利点はあります。運賃は初乗りで180円。

東京メトロ飯田橋・市ヶ谷経由

もし有楽町線の定期を所持していれば、市ヶ谷まで出てJR線に乗り換えるルートがよいでしょう。こちらも乗車時間は市ヶ谷まで4分、市ヶ谷から9分、乗り換え5分を加味すると所要時間は18分で、駅までの時間を考えると28分と前述のルートと大差ありません。有楽町線飯田橋での乗り換えは時間がかなりかかるのでおすすめしません。

また、神楽坂〜飯田橋の定期があれば飯田橋でJR線に乗り換えましょう。こちらも所要時間は学校から駅まで含め28分程度になります。

また、京王線ユーザーで京王新線の定期があれば新宿線経由で新宿までは実質運賃はかかりません。

徒歩

白61系統 – 外苑東通り・靖国通り経由

バス通りと同じルートを通ります。迷わないという意味ではこのルートが最善です。

途中、富久町で東京医大通りに入ると非常に静かな道が続きます。そのまま明治通りを越えれば歌舞伎町のラブホ街なので、女の子とふたりっきりで歩く男性諸君にはおすすめだったりします。

また、甲州街道まで出て南口方面へ歩くのにも適しています。新宿五丁目交差点などで左折しそのまま南に進めば南口です。このルートは約4km。

大久保通り・文化センター通り経由

少しややこしいですが、グーグルマップで検証し実際に歩いてみた結果最も最短です。漱石山房通りに入って3番目の角を左折し、直進すると丁字路に突き当たるので右折し最初の角を左折。そのまま直進すると大久保通りに抜けます。

大久保通りを少し歩くと若松町交差点に出るので、ここを左折。抜弁天交差点を直進し職安通りに合流したら最初の角を左折して文化センター通りに入りましょう。少し歩くと新宿文化センターがあります。

明治通りを越え、ずっとまっすぐ歩くと歌舞伎町に到着です。こちらもラブホ街ど真ん中を突き進むルートになるので耐性のない方は素直にサブナードを通りましょう

おわりに

ざっと筆者が普段使うルートをすべて挙げ文章だけで記述しましたが、普段写真などを撮影しているわけもなく、今後内容不足などを写真などで補っていけたらと思います。

とにかく徒歩ルートは運賃をケチるのに最善です。金欠な方だけでなく、こまめな貯金が実を結びます。しかし同時に時は金なりということわざもあり、時間も大切です。そのときそのときの移動ルートを選びましょう。

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